Woocommarce を使って機能を色々追加してみる

最近、Woocommarce を使った案件も増えて色々対応することが増えてきた。

そんな中から、積み上がった知見をメモしておく。

Woocommarceをカタログリストとして使う

このサイトでも使っている方法で、アフィリエイトの商材をWoocommarceの商品としてインポートして決済リンクの部分を外部へのリンクとしてドロップシッピング的に使う方法。

この方法は、商材の画像などの使用の許諾が取れている場合に有効。

このサイトの場合は、evantoの商材を取り込んでいるけど、AmazonやeBayに対応しているプラグインなどもあるので、そうしたプラグインを使って商材をインポートすることで、eコマースの様なサイトを作ることが出来ます。

さらに、Woocommarceに機能を追加することで、色々と面白いサービスが作れそうだ。

バンドルパックを使う

ここからは有料のプラグインを使って機能拡張をする方法を書いていく

このメンバーシッププラグインは

がバンドルされたもので、

  • WooCommerce Subscription $199
  • WooCommerce Subscription Downloads $49
  • WooCommerce Memberships $149
  • Name Your Price $49

$446 → $299で一括してパッケージ化した拡張機能のバンドルパックになる。

本来は、ここにWooCommerce Social Login $79がつけばさらにいいのでしょうが、会員サービスを作って登録などをしてもらい、何かをダウンロードしてもらうとかName Your Priceなどはユーザーに価格をつけてもらい販売するといった不要品の処分などに使える販売方法として作られたプラグインとなります。

基本的にStorefrontの子テーマが同梱されてくるので、それを使えばベーシックなストア機能は網羅されているテーマとして、自分のサイトをカスタマイズ出来るわけですが、Woocommarceのテンプレートを編集することで、ストアのデザインや決済の方法、管理画面のデザインなども容易に編集が出来るのでカスタマイズしがいがある。

予約のバンドルパック

宿泊の予約やイベントの予約などに使える機能を網羅したバンドルパックで、$476が$299で販売されています。

というプラグインがパッケージ化されているわけだ。

WooCommerce Bookingsは単純にこのプラグインがWoocommarceを拡張して予約機能を搭載するための機能を追加するパッケージでAccommodation Bookingsなどはその名の通り、宿泊の機能を追加するための機能を網羅している。

  • WooCommerce Bookingsエクステンションに新しい「宿泊施設」オプションを追加
  • チェックインとチェックアウトの時間を追加します。
  • 予約期間を「宿泊日数」として指定できます。
  • 特別料金(週末または休日の料金)を自動的に有効にする「上書き価格」機能を追加

と言うように、宿泊のために配慮ができますし、ここに属性として大人、子供の人数をテキストで、入力してもらうことで大人価格の上乗せなどもオプションとして追加することは出来るので、簡単な予約システムを構築して高額な費用を使うよりも予約を商材として考えれば、管理画面上からもわかりやすい形式として確認することは出来ます。

Product Add-Onsは、商材にオリジナルの要素を追加することの出来るアドオンなので、これがそうしたオプションなどを追加することが出来る機能といえます。

Product Vendorsは代理店として、他の販売者の販売している商材を取り扱う時に使用出来る機能として拡張でき、宿泊予約に一見関係ないと思いかもしれませんが、そうではなく、この機能を使うことで、支店などの違う店舗などの予約も集中管理することが出来るので、そうした使い方ができると面白いのかも。

そして、さらに実は一番面白いのがSmart Couponsこれは、Woocommarceが持っているクーポン機能をかなり拡張するもので、かなり細かな条件区分をしたクーポンを発行出来るので、Woocommarceの基本的な会員機能を使ってログインをしてもらい、そのストアのみで使用が出来るクーポンなどを発行出来るので、宿泊サイトなどの構築についての一助となることは間違いないでしょう。

マーケティングバンドルパック

ショップを作った上で、マーケティングをしていく課程で、機能の開発などが必要になってきますが、そうした機能を網羅しているのがこのバンドルパックとなります。トータルで$416の商品が$299で販売されています。

Facebook for WooCommerceは、Facebookに広告を掲載するときに商材をカルーセル形式で表示してくれるプラグインで、FBのマーケティング上ではこのカルーセル表示にすることがすでにデフォルトになっていて、そうした表示方法に対応させるのは出稿する側だったり、Facebookの広告出稿ツールを使って作る必要がありますが、そうした部分を自動化してくれるので便利に使う事ができますね。

MailChimp for WooCommerceは世界で一番著名なメルマガサービスと言えるMailChimpのリストへ購入者を追加してくれるということを自動化出来るプラグインで、このプラグインとFacebookについては無料のプラグインです。

Dynamic Pricingは商品間を関連づけることで、あと2つ商品を買ったらいくら割り引くよとか、送料を無料にするよといった対応が可能です。

ECキューブなどのコマースパッケージでは標準的にある物ですが、Woocommarceなどストア機能を追加して販売できるだけといった場合には、こうしたパッケージより必要な機能を追加していくことの出来るWoocommarceはかなりメリットがあるでしょう。

WooCommerce Points & Rewardsは、MyCREDとは違ったポイント機能で、購入に対してポイントを付与すると言う機能となります。

この機能を使うことで、購入して何ポイント、会員登録して何ポイントといったリワードポイントを付与することもでき、そのポイントを購入にもすることが出来ますし、ポイントを購入に利用してもらう事も出来ます。

このポイントを1ポイント1円とすることもできますし、100ポイント10円にすると言ったポイントの価値を設定することも出来ます。

WooCommerce Email Customizerは、Woocommarceで送信されるメールの内容を編集することの出来るプラグインですね。これは他のプラグインでも代替できるので、その辺りは選択次第と言えますがバンドルパックに同梱されているならこれを使う方が良いでしょう。

WooCommerce Social Loginは前出している通り、会員のログイン部分や登録部分でソーシャルアカウントでログインすることが出来る機能ですが、特徴的なのは、AmazonやPayPalといったアカウントでもログインが出来ると言うことです。

Amazonは決済手数料が3.6%と位だったように思いますが、利用者が多いので、そうしたアカウントでログインしてAmazon側で既に登録されているクレジットカードで決済してくれるというのは大きなメリットになるでしょう。

Strapは確かに一度登録すれば便利で、PayPalも同義ですが、やはり圧倒的にその利用している人間が少ないと言う事を考えると、もっとポピュラーなサービスと連携して決済の敷居を下げるという努力は必要で、そのためにはAmazonなどは大きなアドバンテージになると思います。

導入しにくい、コンビニで販売されているクーポンカードなどと連携すると言う事も容易になりますし、そうした対応をするためには、このクレジットカードの障壁を乗り越える方法としては、最適な方法と言えるかもしれませんね。

まとめ

Woocommarceは英語でしょ?とお考えの方は間違っていて、日本語化は100%されています。

また、ふりがな等が必要な場合は

こうした日本語に対応したプラグインもありますし、トークン形式のPay.jp対応していたり、他のカードベンダーにも容易に対応が出来るプラグインなどが出されています。

標準では、PayPalのみと言えるかもしれませんが、このWooCommerce For Japan等を使えば、日本語の銀行や郵便局にも対応出来るので、そうした意味ではかなり自分の本意にあったコマースサイトを作る事も出来ます。

気が向いたら、今回紹介しているプラグインで日本語化されていないものは日本語化ファイルを追加しても良いかなと考えているので、追加されたら利用してもらえると幸いです。

 



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