Appleの決算で減収が公表されましたね。
[blogcard url=https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1602/15/news064.html]
まあ、これってスマホが普通のデバイスになったと言う事なんだろうな。
間のタブレット、フルのMac、デバイスのスマホ。
これが普通になった。
よく、iPhone人気に陰りっていうけど、別にiPhoneって5s以降って大きさは変わってタッチUIとか実装されたけどそれって、OSレベルの話で、デバイス自体に進化があったかと聞かれれば別に?って感じ。
iPhoneであろうがAndroidであろうが出来る事は変わらないし、アプリベースで機能に違いはあるけどサービス内容としてはほとんど違いがないのだから、人気に陰りとかマクロの視点がない判断なんだと想う。
そもそも、Appleってジョブスが復帰するまで、悲惨な状況に落ちていくばかりの会社でiMacで復活してiPodでイノベーションを起こして、iPhoneでサービスの形態を完成させた。
それから、自社の持っているソリューションを統合していき、不要なものを沿いていくという行程を経て今に至るわけだから、直近の四半期が悪いから人気がなくなったと見るのは何も見てないのと同じ。
つまり、ここで考えるべきは、それが普及して普通に使われるようになったということ。
普通になったとはどういうこと?
テレビだって液晶と、プラズマが売れていた時には対抗するための争いがあり技術の進化や薄型化や大画面化がすすんだ。
今はなきビデオだってVHS vs βマックスの覇権争いもそう。
液晶が普通になり、ビデオはVHFが普通になった。
あとは細かな、機能の変遷はあるけど、使用方法が劇的に変わらない限りは別にそこから劇的に売れる商品が出てくるというものではない。
だったら、値段競争をするか?
と言っても、中華フォンやインドフォンなどの方がおそらく市場規模が大きいだけに安く大量に作られる事は変わらないだろう。
中国で売り上げを上げたければ、確実に富裕層に売れる物だけを作らないと失敗するし、コンシューマー向けに商品を作ったら必ず没落するのは目に見えている。
だから、ブランドを守る為に自社の商品はロイヤルカスタマーだけが買ってくれればいい。
そんな商品であるべき。
ターゲティングとか以前に、やすく誰にでも手に届く商品というものは最後は、価値がないゴミにしかならないし。
本当に必要としていか、所有する事が喜びになるような商品でないと価値はないだろうと思う。
今までのiPhoneって普及仕切るまではそんな商品で、使っている人がいい!iPhoneは最高だ!文句を言うやつはわかってない!と言っていたのでそうした、ロイヤルカスタマーが商品の良さを広めてくれていたわけ。
でも今は、iPhoneを持っていることは普通になり、別にAndroidであっても使用感は変わらない。
普通になった商品は、新商品を出すサイクルで売り上げはでるけど、今回の iPhone SE はそうした意味では、新製品ではなくリプレイスしただけだから、売り上げが伸びるはずはない。
これから、は平板か緩やかな落ち込みがあって、新バージョンのiPhoneが出るときだけ売り上げが伸びるってサイクルになるのではないでしょうか。
ついてに注目しているAbemaTVについて
21日にサイバーの決算があったそう
[blogcard url=https://sakurabaryo.com/industry/post-3102/]
AbemaTVのダウンロード数
4月19日で100万DL
まあ、そんなもんだろうな。
AbemaTVの平均視聴時間やユーザ属性
30代の男性が多く、女性が少ない。テレビを見なくなった10-20代の男女をメインターゲットにしているため、ドラマや恋愛バラエティを増やす等の番組内容を見直ししている最中。
これってネットのサービスイン初期は必ずこうなるので今聞いても仕方ない。ドラマや恋愛バラエティを増やしても現状まで、その層はAbemaTV自体の存在を知らない気がする。どちらかというとベンチマークとしてYoutubeでもTVでもなくニコ動とどう違うのかってこと。テレビと誤解させてもいけないのだと想う。
そうした事を考えるとパーソナルな番組は、スマホ対応で縦形式の動画を番組としても入れて良いのかも。まあ、スマホを見るときに縦でないと見にくいという固定観念が私は間違っていると思う。
デバイスの形にしばられるのではない、新しい視聴体験の方が大事だと想う。それに、縦動画は複数の出演者を見るときには圧倒的に不便だから。POVとかのような一人称視点の番組でないといけないような気がする。
AbemaTVがブレイクイーブンポイントを超える視聴数の想定は?
過去の経験から黒字化時期は明言しない
言及出来ないだろうな。ニコ動だってあれだけ期間がかかったわけで、IPテレビ局って感じなのでどうなるか。広告次第なんだろうけど、テレビベースの価格帯では効果測定などを厳密化したデータを提供してもらわないと番組に対して出稿はリスクでしかない。つまり現状は、効果測定などのデータ取得が不十分な気がする。
テレビと差別化する為にランキングなどを公開したりしているのだろうから、そうした意味でデータの提供と解析は大事。糞みたいな視聴率と同等の指標なら広告打つ意味ないしな。
先行投資費用90億円の内訳は?
60%がコンテンツの制作費用、外部からの調達費用と内部の制作費用が半分ずつ。残りの25%が広告宣伝費で、15%がその他費用。
まだ足りない様な気がする。
来期のコンテンツ費用は?
未定だが、今期と同程度は必要。生放送を拡充予定。
なまが増えるのはいい。
AbemaTVの広告販売時期と代理店
5月から全チャンネルで広告配信。現在は一部の広告代理店のみだが、7月からオープン化。
これは、良いニュースだけどデータマニングツールとか最適化したり提供するのか。
ターゲティング広告は?
独自でデータを取得していない(GAのみの模様)ため、ヘビーユーザへのカスタマイズ機能の提供時に情報することも検討しているが、現状、積極的でない。インターネット広告だからといって、ターゲティングしすぎることは、広告のリーチを極端に下げる可能性がある。
チャンネル指定の広告配信は?
現在はスポット販売のため、チャンネル指定の配信はしていない。今後検討。
広告の単価は?
視聴感覚はTVと似ているため、TVCMにあわせていきたい。
この辺はもう述べているのでまあ、単価はTVとあわせるとすぐ出稿の壁にぶつかる。テレビと同じCMならミスマッチしかないからな。ターゲティングは必要かわわからないけど、カテゴライズや、指定チャンネルは必須だろうな。
課金利用者は?
将来的には広告収入と課金収入は半々になり得ると想定しているが、提供してみないとわからない。
半々はないだろう。9対1で1が課金だろうな。単に見逃し配信やいつでも見れるなんて事は新しい価値でも何でもないし、積ん読になることはハッキリしている機能を課金してまでは使わないだろうな。
AbemaTV本開局前後での発見や変化は?
視聴率が高いTV局が強く、販売部数が多い雑誌社が強いように、メディアは多くの人に見られていることが競争力になる。そのため、ユーザに見られるプロダクト設計や視聴習慣をつくるようなコンテンツづくり、機能等すべてにおいて気を配ってきた。開局後、ユーザの評価や継続率等を見て、確かな手応を感じている。
ことほど、作用に新しいサービスなので大に入り小に入り不備が沢山ある気もするので今後に期待ですね。