2018年 関西制覇ならず セレッソ大阪 VS 清水エスパルス

J1 第22節

キックオフ:
8/15(水)19:00
試合会場:
キンチョウスタジアム14628人
主審:
高山 啓義
セレッソ大阪
3 1 前半 1 1
2 後半 0
試合終了
33 試合後勝点 27
清水エスパルス

2018年08月15日 マッチレビュー

夏場の連戦に加え、アジア大会に立田を出して、代わりのサイドバックとして飯田の入った試合。前回はW杯直後にホームにセレッソを迎えた試合で、そこから連勝を飾る事が出来たエスパルスとしては後半戦のスタートは上々の滑り出しだったわけだけど、その勢いも滞りがち。

FWがクリスランになり、そういった意味ではW中断前でもやっているとは言え、良い結果の出ているわけではない布陣。

特に、冒頭で書いている通り調子がおかしくなるのはスタメンとして出場している選手が抜けてしまった状態での試合運びだ。

リーグ序盤、立田を先発させて連勝後に、立田の欠点を見抜かれて押し込まれるようになり、一度立田を外して飯田などを試していた時期もあり、そういった迷走機関を経て、結局立田に戻ったという経緯もある。

それを考えると、今は、選手のピースをどんな事情があっても外したくない時期ではある。

まあ、代表に呼ばれるという意味は色々あるので、立田君にはそういった経験をチームに持ち帰ってほしい。

さて、相手のセレッソは、中断後は、山口蛍のパフォーマンスも上がらなくて、かつ、今日の試合で活躍を見せたソウザがいなかったことから、中盤のそこでバランスを取ってくれるソウザという存在が今日の試合では効いていた。

このあたりは、相手の監督であるユンジョン・ファンもフォーメーションパターンを変えてきていて、実質違うチームと戦う事になっている。

反面、調子の上がった状態で入ったエスパルスとしては戦力を落としても、同じ戦い方をするというスカウティングが完了している対戦なのだから、相手はどのようにすれば良いのかわかっているけど、こちらは変わった相手を肌で感じて分析をする時間が必要。

試合運びとしては、前半はこれまで通りの中盤の底でボールを奪うという形をきちんと作れていたので形は作れていた。北川にも腰より上のバウンドで難しいボールとは言え、決めてほしかったシーンではずしてしまったり惜しいシーンは作っていた。

しかし、デュフェンスが雑になったところで杉本に決められてしまった。

それまでの良い流れを壊してしまったのは一瞬の油断というか、雑なディフェンスだ。

そんな中から、クリスランが自身のストロングポイントを活かしての得点を決め、結果を残しているわけだけど、エースに育ってほしいはずの北川がどうにも不発が続くことに不満を覚えてしまう。

クリスランはチャンスを積み重ねてきっちり決めているけど、北川は少しずつゴールから遠ざかっているイメージがある。

今、ゴールに至っていないのは、デュークなんかもそうだけど、ゴール前の集中力と、あと一歩の出だしなんだよね。

それが足りないからゴール出来ていないと言う事は本人もわかっているのだろう。

相手は3バックだから中央は厚いけど、裏へ抜けるようなボールやディフェンスの間に落とすボールは1点目で有効な事をハッキリさせていたわけだし、スペースをうまく使ったパス回しがはまれば決まるシーンはもっとあったように思う。

あと、後半に入って相手にやられてしまったのは、集中力が切れていた事もあるけど、あいてはハイプレスを継続して出来たけど、エスパルスにはそれが出来なかったということ。

本来、相手にボールを持たせて獲りどころを絞って、そこで必ず奪うというスタンスだけど、相手に先制を許し引き離されてしまうと、エスパルスから出なくてはならなくなり、ショートカウンターの始動をするポイントをしぼれなくなり、攻撃が崩壊。

そうすると攻めてがなくなり、ボールを放り込む形になるので、さらに有効な攻撃が出来ないという悪循環。

結局、中盤でのディフェンスが通じなくなった事を見て、走れなくなったクリスランを変えてデュークを投入。

ただ、その後の村田投入って意味があったのか?

村田はスピードスターとしてならしているけど、村田を投入してそれを活かした戦術というのをついぞ見たことがない。

裏へ抜けるロングボールが主体になるので、走らせるという意味ではチャンスを作れるのかもしれないけど、どうにも、交代してからそうしたプレーを主体にするという形を見たことがないし、河井に代えて長谷川を入れたが、あれも、中盤を一人減らしてと言う形になるのだから、どうにもチグハグになり、慣れていない投入となってしまった。

河井に不満があったのなら、控えに兵働もいたのだから、兵働で良かった気もしてしまった。

まあ、後半に2失点を喰らい負けた事を考えると、それはすべてエスパルスが走れなくなってしまった事に起因する敗戦。

本来は、相手から先制をして、相手をもっと走らせて疲れさせて、互する環境を作らなくてはならないけど、そうした目論見が狂ってしまったことからの敗戦。

次節は、フレイレもいない事を考えると弱体化したディフェンスラインをどう維持していくのか?休ませるといういみであれば、角田と二見をセンターに入れて、サイドにソッコを出すというのも手だし、兵働先発というのも手だろう。

ここが正念場なのだから、きちんと立て直して気を引き締めて日曜の浦和戦に挑んでほしい。

極めて個人的な感想 採点表

 ポジション 選手名 評価点
GK 六反 勇治 5.0
DF ファン ソッコ 5.0
DF フレイレ 4.5
DF 松原 后 5.5
DF 飯田 貴敬 5.5
DMF 白崎 凌兵 5.5
DMF 河井 陽介 5.0
SMF 石毛 秀樹 5.5
SMF 金子 翔太 5.5
FW 北川 航也 4.5
FW クリスラン 6.5

交代選手

ポジション 交代選手名 評価点
FW ミッチェル デューク 5.5
MF 村田 和哉 4.5
FW 長谷川 悠 5.0
監督 ヤン・ヨンソン 4.5
主審 高山 啓義 5.5

サポの話題

外すから負ける、大事なシーンで吹かしていると北川にそうした声が集中するのは当たり前で、上でもそう書いている。

実際、テセとか増田誓志とか使えとか監督信頼してないとか、そんな事はないのだと思う。

基本、控えのピースの問題で、

GK 西部 洋平
DF 水谷 拓磨
DF 角田 誠
MF 村田 和哉
MF 兵働 昭弘
FW 長谷川 悠
FW ミッチェル デューク

というメンツなんだから。

悪くない今日の試合は、どちらかと言えば、決める事で決めてないと言うよりも、相手を走らせる事が出来なかったこととで、後半サイドが押し込まれてしまったと言う事。

そんな気がする。

そして、見かけたツイートで

この方がおっしゃる通り、松原がちょっと不動の左サイドと化すようになり、パフォーマンスが下がっている。

昨年のギラギラ感がなくなってしまった。

スターティングメンバー

セレッソ大阪

Pos # 選手名 交代
GK 21 キム ジンヒョン
DF 2 松田 陸
14 丸橋 祐介
15 木本 恭生 交代:
後半40分
22 マテイ ヨニッチ
MF 6 山口 蛍
10 清武 弘嗣 交代:
後半40分
11 ソウザ 交代:
後半48分
43 オスマル
FW 9 杉本 健勇
13 高木 俊幸

清水エスパルス

Pos # 選手名 交代
GK 13 六反 勇治
DF 3 ファン ソッコ
4 フレイレ
25 松原 后
27 飯田 貴敬
MF 10 白崎 凌兵
17 河井 陽介 交代:
後半43分
29 石毛 秀樹 交代:
後半42分
30 金子 翔太
FW 20 クリスラン 交代:
後半33分
23 北川 航也

ベンチ入り選手

セレッソ大阪

Pos # 選手名 交代
GK 27 丹野 研太
DF 5 田中 裕介
23 山下 達也 交代:
後半40分
MF 7 水沼 宏太 交代:
後半40分
25 山内 寛史
26 秋山 大地 交代:
後半48分
32 田中 亜土夢

清水エスパルス

Pos # 選手名 交代
GK 1 西部 洋平
DF 32 水谷 拓磨
45 角田 誠
MF 11 村田 和哉 交代:
後半42分
15 兵働 昭弘
FW 18 長谷川 悠 交代:
後半43分
19 ミッチェル デューク 交代:
後半33分

試合経過

警告:杉本 健勇 前半29分 警告:フレイレ
得点:杉本 健勇 前半37分1 - 0
前半40分1 - 1 得点:クリスラン
得点:ソウザ 後半19分2 - 1
得点:高木 俊幸 後半23分3 - 1
後半33分 クリスラン>ミッチェル デューク
木本 恭生>山下 達也
清武 弘嗣>水沼 宏太
後半40分
後半42分 石毛 秀樹>村田 和哉
後半43分 河井 陽介>長谷川 悠
ソウザ>秋山 大地 後半48分

スタッツ

60% ボール支配率 40%
15 シュート 11
7 枠内シュート 2
2 オフサイド 2
13 フリーキック 10
5 コーナーキック 2
0 ペナルティキック 0
警告
1
退場
0
警告・退場
警告
1
退場
0

順位 チーム名 勝点 試合数 勝数 引分数 敗数 得点 失点 得失点差
1 サンフレッチェ広島 49 22 15 4 3 36 16 20
2 川崎フロンターレ 40 21 12 4 5 29 16 13
3 FC東京 40 22 12 4 6 31 20 11
4 ヴィッセル神戸 33 22 9 6 7 29 24 5
5 セレッソ大阪 33 22 8 9 5 28 26 2
6 北海道コンサドーレ札幌 32 21 8 8 5 27 25 2
7 鹿島アントラーズ 32 22 9 5 8 30 29 1
8 ベガルタ仙台 32 22 9 5 8 31 34 -3
9 浦和レッズ 31 22 8 7 7 26 17 9
10 ジュビロ磐田 28 22 7 7 8 23 27 -4
11 清水エスパルス 27 21 8 3 10 27 28 -1
12 湘南ベルマーレ 26 21 7 5 9 26 30 -4
13 柏レイソル 26 22 8 2 12 24 32 -8
14 横浜F・マリノス 23 20 6 5 9 35 37 -2
15 サガン鳥栖 22 22 5 7 10 17 24 -7
16 V・ファーレン長崎 21 22 6 3 13 25 35 -10
17 ガンバ大阪 21 22 5 6 11 22 32 -10
18 名古屋グランパス 19 20 5 4 11 24 38 -14