2018年攻勢実らず 清水エスパルス VS ヴィファーレン長崎

J1 第7節

キックオフ:
4/11(水)19:00
試合会場:
IAIスタジアム日本平6193人
主審:
柿沼 亨
清水エスパルス
0 0 前半 1 1
0 後半 0
試合終了
9 試合後勝点 5
V・ファーレン長崎

2018/04/11 マッチレビュー

15連戦に突入しての今シーズン初の水曜開催のJリーグの試合。

相手は、今期昇格してきたVファーレン長崎との試合となった。

プレシーズンで戦ってはいるが、リーグでの試合は別物で、相手も気合い十分で乗り込んできたわけです。

Vファーレン長崎の社長である高田社長も来場していたようで、チームの売り込みとしてはかなりの力を発揮している名物社長と早くもなりつつある。

ジャパネット高田を一代で築き上げたその実績がJリーグでどこまで通じるのかビジネス面でも面白い存在となっている。

さて、試合ですが、前半は終始Vファーレン長崎に押し込まれる展開となってしまった。

清水エスパルスは今シーズン初スタメンでチョン・テセを起用した。

ルヴァンカップでは結果を出しているだけにリーグ戦でもと気合いが入っていたのはよくわかる動きではあったが、実際、相手は球際にきちんと寄せてプレッシャーをかけ続けてボールを取りに行くサッカーで常に裏を狙っての攻撃。

対して清水エスパルスは引いて、ボールを奪ってからのショートカウンターというスタイルもあって実は裏を狙ってくる相手というのは苦手にしている。

最近のJリーグは、ポゼッションを高めてパスワークかドリブル突破で得点を狙うチームか、カウンター主体でボールを集団で奪ってからの攻撃というプレス型のチームが主体で、裏を付いてくる攻撃をしてくるチームは少なくなっている。

しかし、カウンター型のチームは得てして裏を狙ってくるチームというのに弱いと言うのが相場な気がする。

それは当然で、カウンター型はプレス重視になるので常に囲んで奪うと言う奪いどころを探す事になる。

ボールを回してくれるチームならば、そのボールの収まりどころは必ずどこかにあるので、そうした点を抑えて奪いに行くという攻撃が出来るが、裏へスルーパスを狙ってボールには厳しく奪いに行く球際を制するような闘いになってくると、その球を捕りに行くポイントというのが絞りづらく、また、Vファーレン長崎は鈴木武蔵などが、そのスピードを生かしてサイドに流れたり、相方の選手がその回りをきちんとフォローアップしているので断続的な攻撃ができ途切れない攻撃というモノを実現できている。

だから、エスパルスとしては、本来押さえに行き、プレスをかけてボールを奪取してショートカウンターからの攻撃という事をしたかったわけだけど、それがままならかったのが1点。

次に、前線の選手であるクリスランなどを控えに回してチョン・テセと白崎を先発にしてと新たなパターンを見いだそうとしていたようだけど、それもうまくいかなく、白崎のフリーランも単なるフリーランとなってしまい、ボールを受けて攻撃をすることが出来なかった。

コレなら、白崎をサイドに出して金子を前に置いた方が良いだろうし、ターンオーバーを敷くと言う事ならば、ルヴァンカップの起用をそのまま起用した方が効果的だったような気がする。

そうした意味では、今日の監督の采配は評価出来ないという采配となってしまった。

この辺りは決断で、スパッとチームの構成や疲労を鑑みて先発起用しないならしない、するなら変えずに行くという事をしなくてはならない。

まあ、そういった意味では、クリスランのパフォーマンスが落ちてきていて、金子や石毛にも今日は迷いが見えた。

だからテセにもボールが収まらないし、無駄なフリーランと言う事になってしまう。

そうして、そうした無駄を繰り返すばかりなので相手からは脅威に感じられないため、相手は成功したプレーを繰り返すことで、ついには得点を献上してしまったと言う形。

後半は、打って変わってクリスランを投入して攻めるぞ!という意思を監督が示して、開始5分くらいまでは、良い攻めも出来ていたが、次第に時間が経過してパワープレーになる。

パワープレーという形では、昨今のサッカーでは得点を奪えたというシーンを見たことがないので、パワー対組織では組織のクオリティが上回るという結果ではあります。

解説の倉敷さんも言っていたが、そういった意味でターゲットと切り替えというポイントを見いだせない現状では怖い攻撃という形は体力のある前半の早い段階で押し込んで、サイドから中への供給で相手をパニックに陥れる事ができれば、そのまま得点というケースもあるだろう。

しかし、そうした闘いというモノは長続きもしないわけで、今はファーストインプレッションでの攻めと言うモノが有効ではなくなってきたことで、相手に十分にスカウティングされてしまったと考えるべきだろう。

だから、そうした自体を踏まえて、監督は4-1-4-1などの戦術を試したりしているのだろうし、そうした戦術をある程度でも良いので固めたら、実践でもガンガン実践してほしい。

今日の様な無駄なパワープレーになってしまうのはもったいないという試合だった。

極めて個人的な感想 採点表

 ポジション 選手名 評価点
GK 六反 勇治 5
DF ファン ソッコ 4.5
DF フレイレ 4.5
DF 松原 后 5
DF 立田 悠悟 5
DMF 竹内 涼 5
DMF 河井 陽介 5
SMF 石毛 秀樹 5
SMF 金子 翔太 5.5
FW 鄭 大世 5.5
FW 白崎 凌兵 4.5

交代選手

ポジション 交代選手名 評価点
MF クリスラン 5.5
FW ミッチェル デューク 5
FW 北川 航也 5
監督 ヤン・ヨンソン 4.5
主審 柿沼 亨 3

サポの話題

今日の試合では、やはりJデビューの審判のことが話題に上がっている。

審判運がないというのが、自分の所属しているグループでの評のような気がしますが、たしかに今日の主審として笛を吹いていた柿沼 亨さんの審判ぷりはあまりに酷い。

主審なのだから、きちんと威厳を持ってゲームを仕切ると言う事をしなくてはならないのに選手に意見されて引っ込めてみたり、判断の遅さといった事がゲーム全体の進行を遅らせていたし、セットプレーでじっくり裁定をして挑みたい気持ちはわからなくはないが、危険なシーンをスルーしたり、無駄な笛というものも見られたので、評価点は最低点としました。

チョン・テセも気迫はあるがゲーム感が遠ざかってしまっているし、小林体勢時代は絶対王者という風格もあったが、今はそうした存在感が希薄になってしまった。

それはやはりスタメンで出場してないと身につかないモノで、北川を育てるのかデュークで行くのかもう少し、ポイントとストロングな意味を見いだして、攻めのバリエーションを増やさないと今後もっと大変な事になってしまう。

そうした懸念を感じてしまった試合だった。

スターティングメンバー

清水エスパルス

Pos # 選手名 交代
GK 13 六反 勇治
DF 3 ファン ソッコ
4 フレイレ
25 松原 后
28 立田 悠悟
MF 6 竹内 涼
17 河井 陽介
29 石毛 秀樹 交代:
後半25分
30 金子 翔太 交代:
後半35分
FW 9 鄭 大世
10 白崎 凌兵 交代:
後半0分

V・ファーレン長崎

Pos # 選手名 交代
GK 30 徳重 健太
DF 4 高杉 亮太
5 田上 大地
32 徳永 悠平
MF 3 飯尾 竜太朗
10 黒木 聖仁
17 中原 彰吾 交代:
後半44分
19 澤田 崇
28 翁長 聖
FW 11 鈴木 武蔵 交代:
後半28分
20 中村 慶太 交代:
後半38分

試合経過

前半23分0 - 1 得点:鈴木 武蔵
白崎 凌兵>クリスラン 後半0分
警告:フレイレ 後半21分
石毛 秀樹>ミッチェル デューク 後半25分
後半28分 鈴木 武蔵>平松 宗
金子 翔太>北川 航也 後半35分
後半38分 中村 慶太>米田 隼也
後半44分 中原 彰吾>前田 悠佑

スタッツ

51% ボール支配率 49%
11 シュート 12
5 枠内シュート 5
1 オフサイド 0
8 フリーキック 12
10 コーナーキック 4
0 ペナルティキック 0
警告
1
退場
0
警告・退場
警告
0
退場
0

順位 チーム名 勝点 試合数 勝数 引分数 敗数 得点 失点 得失点差
1 サンフレッチェ広島 19 7 6 1 0 9 2 7
2 ベガルタ仙台 14 7 4 2 1 8 5 3
3 FC東京 13 7 4 1 2 12 9 3
4 セレッソ大阪 12 7 3 3 1 11 10 1
5 川崎フロンターレ 11 7 3 2 2 9 5 4
6 北海道コンサドーレ札幌 11 7 3 2 2 10 8 2
7 柏レイソル 11 7 3 2 2 9 7 2
8 清水エスパルス 9 7 2 3 2 8 6 2
9 ヴィッセル神戸 8 7 2 2 3 10 11 -1
9 サガン鳥栖 8 7 2 2 3 10 11 -1
11 浦和レッズ 8 7 2 2 3 8 9 -1
12 湘南ベルマーレ 8 7 2 2 3 6 7 -1
13 鹿島アントラーズ 8 7 2 2 3 4 5 -1
14 横浜F・マリノス 8 7 2 2 3 6 9 -3
15 ジュビロ磐田 8 7 2 2 3 4 7 -3
16 名古屋グランパス 7 7 2 1 4 8 12 -4
17 V・ファーレン長崎 5 7 1 2 4 8 13 -5
18 ガンバ大阪 4 7 1 1 5 8 12 -4