2年前の若者論を見て、長時間労働などの問題も連続で考えてみた

したり顔で今の若者はという事を平気で言う大人という人は最近、自分の周りにはいない。

若者に夢を持て論についての討論だったけど、あまり、今となっては実のない話で、夢って持てと言って持つモノではなく、自然と持ち、夢と言っている間はかなわない夢でしかないって事なんだよね。

ただ、若者に理解を示している大人ってある種、若者にこびている部分もあって、叱らない考えさせない実行させないという側面も出てきて、そりゃ、ホワイト企業の方が良いだろうけど、ホワイトばかりでは小さな会社は回らない。

会社にも、きちんと定期収入があり、固定のクライアントがいてそうした人たちが楽に働ける仕事ペースを作る事ができれば、雇用出来る数を抑制すれば会社も回るし、利益の中から新しい事業などを始めるのか、社員に対しての報酬をアップするか?という事になってくる。

大きな会社の場合は、社員が多すぎるから現場の事まで見えないので経営層が打てる手は、あまりない。

やるならドラスティックに、いままでの構造を壊して働き方を覆す必要がある。

つまり、同じ働き方の形を維持しつつこうしろと上から言っても仕方ないので、相手を見ないで実は会社もわがままになって相手にうちはこうだから、やりませんを言うようにするしかない。

言ってしまえば無駄を無くすと言う事が大事だ。

今の、国会を見ていても一番の問題は無駄が多い事。

議論で結論は出るわけではなく、結局、最終的には賛成多数で結果が出ることはわかっているので、野党の存在意義はねじれていた時以上に不要になっているし、マスコミは、そうした与野党の馬鹿な議論をはやし立てる装置になっている。

つまり、議員は支持者からの声を聞いているだけなので自分の周りはこう言っているという内輪の話をぶつけ合っているだけの無駄な議論であり、そこにはいくら議論をしても無意味なんだよね。

そう、国会は労働生産性が低いのだ。

与党はまだ、法案を通しているけど、野党はハッキリ言って議論に参加をしているだけで対案をあまり出さないから改善されることなく、与党側の法案が通っている。

与党の法案は、自民が出しているが中身は結局官僚が法律に照らして作り直しているので、ある種のその省などの権益を侵さない範囲の改正しか出来ない。

たまに、加計問題にもなったように文科省の権益であった範囲を超えての政治判断が行われると、それを野党にチクって問題化したり、やっている事は学級会かよって話。

まあ、国政という大きな事をしていても、実態は学級会と変わらないし、そうした議論の場になれていない人たちの集合知が国会だから仕方ないし、野党は元官僚も多くいるので、そうした人が代表面して学級委員長のようにオレは偉い!オレは知っている論をぶって結局、どうすればよりよくなるの中身がスカスカだったりする。

その辺りが、案外、反映されているんだろうな。

本来、今の私の論としては、年金制度はやめてベーシックインカムにする。

ただ、辞めるのではなく医療制度改革もして医療保険制度も変えて、重篤な症状以外で病院に行くことを禁止することで、高度医療を推進して、軽微な医療は町医者にもいかないで薬局のかかりつけにしてという形式に変える。

それが嫌なら、より高度や厚遇が受けられるように高い金を払いなさい制度にして病院に行く習慣を無くすことだ。

また、オプジーボなどの高額な薬は、50歳以下の人のみ適応にして、それ以上の人は死期を全うして貰う。

このくらいの高齢者圧迫をしなくてはならいし、ベーシックインカムなんて実現出来ないしね。

それをするには国の制度だって簡略化して、公務員の窓口業務は全てロボット化して一般公務員は減らす。

その代わり、高度なキャリア採用は増やして、ITC化を進めて国会内でペーパーが飛び交うという構造も是正して、国会をまずペーパーレス化し、役人の評価としては、予算をつけてもどれだけ余らすことが出来るのか?を成果点にして、その成果点で上がってきた成果が品質基準をクリアしているかを監視する仕組みがあれば成立するはずだ。

そんな国の仕組みにして、さらに歳入と歳出をきちんと別で管理して会計管理をきちんとするという役割の分担をすることで、無駄を無くす事は可能だろう。

基本、公務員の一番の無駄は、ペーパー発行の窓口業務なんで、それはIT化して果てはペーパーレス化することで、電子タグを国民に付与してそれで対応することだろう。

マイナンバーといったナンバー制度を考える時点で古いし、非効率でしかない。

そして、電子化という業務が沢山あって、それを中国に発注するなら国内で受託出来る形にして、事業の入札制度に参加しやすい形をどれだけ作るか?と言う事も大事。

それこそ、そうした入力業務をクラウドソーシング化して、国で事業をクラウドソーシングで下ろすといった方策も行えば良いと思う。

限りある資源なんだから大事にしないと。

高キャリとかホワイトカラーエグゼンプションとかを問題化するなら、そんな規制を作って、制度化しその対案としてきちんと解雇規制の緩和というものも行うべきだろう。



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