昨今、日本のテレビドラマ見ませんわ。

海外のだと、NetFlixとかHuluで接するし、Gyaoとかでも見れるので見逃し系はそれらでフォロー。

それでもつまらなければ足きり。

と思いつつ、日曜の夜は家にいたので99.9%を見た。

しかし、ながら見だから頭に入ってこない。

海外ドラマのすごいところは、ながら見で見ていてもきちんと頭に入ってくる。

この差って何なんだろう。

分析をする前に、視聴率合戦についてひと言

視聴率ってもはや壊滅的に意味がない

そもそも中高などの若年層のディスプレイはスマホって言われてます。

まあ、自分の部屋があるような中所得から上の所得の人なら自分の部屋で何らかのディスプレイに接している。

昔は、一家に一台お茶の間テレビって感覚だったろうけど今は、1人一台のスマホがメインディスプレイ。

スマホ以前はテレビってそれでもプレゼンスが高くて、何かの解説や動画ってテレビで見るモノだった。

でもネイティブ世代は確実に、何かをやりながら見ている。

メシ食いながら見るとか、Twitterやりながら見るとか、ソシャゲやりながら見るとか、果ては勉強やりながらの人もいるだろうし(集中してやる場合は除く)。

とかく、テレビのディスプレイの重要度って以前より壊滅的に下がっている。

んで、録画率を計るようにしたけどまあ、公表されないよね。

というか、番組表見て今日はこの番組やるからテレビ見ようって人はもはやいない様な気がする。(40歳より下は特に)

[blogcard url=https://www.garbagenews.net/archives/2264072.html]

データ元は総務省のやつだから公平だな

女性が視聴する時間が総じて長くなるのは、やはり子育てや家事などで家にいるからだろうけど、テレビを点けているだけでホントにみているのかっていうと違うような気がする。

つまりコレもながら見でしょ。

年のいっている人も見るだろうけど、基本こっちの方がボーと見ている率は高いだろう。

ご飯食べながらとかお茶飲みながらとかね。

翻って、視聴率の取得方法は未だにビデオリサーチなどの聴衆率調査からの指標だけだし、そんな偏りのある指標で一喜一憂しているからつまらない番組しか作れなくなるのだと思う。

NetFlixはなぜ米国で成功したのかと言えば、徹底したリサーチ。

どこでビデオを止めたのか?

そのビデオからどんな関連ビデオをみたのか?年齢は、性別は、趣向は?

といった多面性のあるデータから、それでも割り出せない趣向にマッチさせる為に、いろいろなプレビュー番組を作って反応を見てから本配信っていう流れ。

かと思えば、フラーハウスのように過去に人気のあった番組をリメイクないし続きを作る場合でもその、番組を作っている間にファンの関心を引き続けるために情報を開示して期待などを高める努力をしている。

それも多くの媒体でだ。

ネットのメディアもそうだし、テレビなどでもやる。

過去の番組を流して、そこから新番組を流す。きちんとつなぎ止める導線と、その視聴者を飽きさせない工夫が途切れなく行われている。

別に、このやり方が素晴らしいとかいう話ではなく、これが本来やるべき当たり前の施策です。雑誌などにはやっているのでしょうけど、誰が見るのって話しだし、なら多くのメディアに何らかの形で露出をいっぱいしたりする方が経路が増えていい。

日本のドラマはどうか?

枠の予算もあるだろうけど、番組の自社稿は聴衆率が高くなって欲しい番組は広告として見せている見たいだけど、圧倒的に接触率が足りない。

改編期に行われる特番なんてながらみされるだけで、誰がその番組の番宣に来たのかすら覚えないだろうし、それは他のバラエティでも同じ。

記憶は薄れやすいし、ストック型のメディアでないテレビなどはあとからそのことを見返すには録画しかないけど、そんな本末転倒でいいのだろうか?

つまり、番組がスタートした事すら知らない人が多いのに、視聴率惨敗とかない。

この視聴率惨敗とかのROM系の記事は、視聴率をベンチマークにして見るそうに届くだろうけど、ネガティブ要素が強いのでそこから見た人はドラマを見るときにどこがダメなのかを見るという視点で見ているので、おもしろいという感覚を持ちにくい。

ネガティブ意見はネガティブな感想しか生まないのと同じである。

だから、ネットの商品販売はネガティブな書き込みに対して対価を払ってでもポジティブで埋めようとするわけです。

新しい、顧客や視聴者を取り戻すには・・・。

Youtubeなり、ニコ動など、アベマフレッシュなりにチャンネルを作って、その番組のポジティブな意見を収集してそれを如何に拡散するかに尽力するべき。

でないと、つまらない、視聴率が悪いというレッテルからスタートした番組は永遠に浮上できないし、どこまで行ってもつまらない=視聴率の取れない俳優・監督なんて言われ方するわけ。

新規顧客や自分のユーザーのいない場所から如何に導線を引くかは、基本自分が想定していない範囲に出向いていってそこの顧客に対してポジティブな感想を持ってもらえるコンテンツを提供すべき。

見逃し配信では新規顧客は獲得できないし、ネガティブな意見も払拭できません。

Gyaoとかで流れる番組内のCMもその番組のCMが流れるってかなりミスマッチだと思うし、なら、うらチャンネルはスピンオフを無料で流して本配信に誘導できるように先に出すようなコンテンツを作れば良い。

これは30分とかである必要ないし、5分とかの短い時間でコントなどで十分。←お笑いの人を起用する要因になりやすい。

なんて事を思いました。



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