会社がなくなってしまったところまで書きました。

まあ、言ってしまえば部活みたいな会社だったし経験値という意味では、プロダクトを1から作らせてもらったり、プロモーションやディレクションという面でも学ぶ事が多かった。

基本的に、サービスって自縄自縛になった時にはスケールしなくて広めるためには何でもやらなければいけない。

それが出来なかったのは残念だった。

トライア&エラーの面でもトライだけでエラーの改修をしている時におわったので。

しかし、今考えてもあらゆる面でスケールした可能性はある分野はあったので伸ばして行く為や人の耳目を引きつける仕掛けって面でもコストはかかるよねって話。

わかってない感が強い会社に困る

まあ、次の会社は某SSLの会社とアフィリエイトのサービスプロバイダ。

でこのうち、アフィリエイトのサービスプロバイダーに入った。

ゼロベースで新規事業を立ち上げたいとの事で、サイトの作成、バックエンド、開発会社のディレクションといった事を網羅させて頂いた。

基本的に当時のモバイルサイトは、既にオワコンまっしぐらな状態で、あと3年持てば良いかな~と考えていたけど、実際に3年くらいでスマホ市場が台頭してきてガラケー市場は淘汰されていった。

実際には、この2年のウチにユーザーの動態も替わり、新規会員獲得って面でもコマースって面でも難しくなっていった。

初めから、この辺りはわかっていたので、荒くやるって事を考えていたし大体販売されている商材自体も会社としてグレーって言っていたし販売者もそう信じている風な人しかいなかったけど、私から見れば、イヤ、それブラックだから!

って思っていました。

ASPって言っても、ユーザーは販売者と購入者がいてサービスの形態としてはモールだよね。

そこから、アフィリエイトタグをアフィリたい人達にサイトを制作してもらい売っていく仕組みをとっている。

何故、そんなめんどくさい仕組みになっているかと言うと、販売されているモノが、実際には他のASPでは審査に弾かれるから。

キャッシュポイントが決済完了というものなので、通常のサイト開発で外部のサイトでは、携帯の場合Cookie等が使用できない問題などがあったので、その辺りを解決するっ為にCMSをあわせて作った。

ただ、販売者が商材を購入する層がわかっていないのでダメって面も強い。

無料だから使ってくれとPC版も方のユーザーに提供してみても反応悪いよね。

そして、なんと言ってもアフィリエイトを信頼しすぎている点。

アフィリエイトって、ネットの広告市場では全体の売り上げとしても2割くらい。

その中でも、その会社のは独自の市場で、2割のさらに10%くらいの市場の1位・2位を争うくらい取り扱い高の規模だった。

取り扱い大きいと言っても、最大120億くらいの規模の市場でそのうちの90億くらいをその会社が取り扱っていたから実質、その会社の市場が最大市場って感じです。

また、流行に流される様なところがあり、業界のメンターがいてその人達が、こうだーというと一斉にそっちの方向に行くという。

すぐに横文字とか他人の権威を使うという面もそう。

こういった思考の人達にオワコンにありつつあるものをやれって言っても無理だよね。

だから、サイトとしてトラフィックを集める施策を打たねばならない。

メアドを集めたりそろをゴニョゴニョしたり、出稿して露出を増やすなどプロモーションの面で大きく動かないといけない。

携帯って閉じたネットワークってイメージ強いしとかくプロモーションは個人によりそったものだから、評価や認知って面。興味を引く様なワード、バナーということが大事だけど当時の端末も制約多いしできることが限られている事を考えるとオワコンに拍車がかかるマーケットだった。

だから、スマホに負けたのだと言うのが私の見解。

制限のある端末で、無制限のなんでも端末に勝てるはずない。(実際にはスマホにはスマホの制限やレギレーションはあるけど、それでもガラケーに比べればないも同じだったしな)

というように会社としてもそこにいるクライアントになるはずの販売者も、そうした理由は理解してない。

また、初めにアサインされていた開発会社がひどかった。

その会社はブラックであるし新しい技術を追うことを放棄していた

いまもあるのか知らないし、入社したASP(アフィリエイトプロバイダーサービス)も新たな技術や、知見てものを自分で試して見るという素養がなく、伝聞や、クライアントの意見に左右されすぎていた。

とかく、クライアントは我が儘である。

特に売り上げがある相手だったら。

しかし、ASPの一番の役目って、初期のブーストだったりするので、サービスや商品の認知が下がってきたら、全体の広告トラフィックはさげていくよ。

広告費の100%のウチ、アフィリは10%くらいが適正だったりするし、成果型だから予算配分して露出したい初期の時に使うのは当たり前。

現在は、広告もアドネットからさらに先のSSPやRTBといったものから、ネイティブといった記事稿がメイン。

そうした意味で、未だにメールを信仰しているその業界がアホ過ぎると思う。

漫画のLP作ったり必死だよね。

一時世間でフィーバーしたネオヒルズとかY澤とかもそうした顧客の一人だったしな。

今は、ASPを自分で作ったりその販売者の顧客が後の販売者になり、顧客を継承していくスタイルだから、どうしても摩耗していく。

無理ゲーというかマルチとかネズミ講と同じ。

というように扱っている商材も販売している人の意識も実際にはひどいものだよね。

数字は作れる

ここで、業界あるあるを書いておくと、基本儲かった系の商材はこの会社のサービスだった。今は、他のベンチャーにバイアウトした様で、その時の経営陣はといったもメインどころだけだけどフィリピンとかマレーシアとかシンガポールとかあの辺にいる。

シンガポール儲かるセミナーとかってほとんど、この系統が仕掛けているので和僑って命名しているものや

このあたりもそう。

私は嫌儲ではないけど、その手法や仁義、手法ってことは大事にしたいと思っている。

気付きって言っても間違った方に開眼すると永遠に抜けられないからね。

まっとうに、依頼をしてくれた人に対して等分の能力=出来る事を全て提供するのがビジネスだと思うけど、この業界の人は違ったモノな~。

だから、ファーストペンギンとかアホな名前に変えて、別にファーストペンギンになっていない現状に気付かないのだろうな。

まあ、一つ

他人の努力や多くの無駄を抱えているのに気づいていない点はダメだし、HPをセールスレターという風にいって、このHPは手紙であり見てくれた人にメッセージを伝え、刺さってくれた人に買ってもらうもしくは登録ね。という事に終止している時点でオワコン。

ネットで一番ダメなサイトのキーワードは、ネットビジネスと儲かるが合わさっているもの。

業界の人達は、自分のやっている商売をネットビジネスと言っていたし、儲かる=私はこれで貧乏から脱出した3ヶ月で1000万稼いだよ!って内容とか、あなたには稼ぐチャンスがあるとか。

糞だから。

内容何もないし、稼ぐのはそのメールアドレスフォームを登録を促している人であって登録した人ではないと言う事。

稼いだ内容を教えるとか教えないとかではなく、同じ事を永遠と言っているだけで目新しさないから。

同じ手法を伝えているだけだからね。

今、ノートでイケハヤ師匠が同じことしているよね。紙の本や電書が売れないオワコンだって言い張ってノートでノウハウ売ります。

これ構図同じ。

まあ、そのサロンやメルマガなどが本当に有効な方法を書いているなら問題ないし、価値を提供しているならオールOK。ただ、LPとかでメールアドレスとっているのはオワコン市場の人達だからな~。

まあ、その会社のサービスを利用していた人達は、基本的にマーケティングということを盛んに言っていたり、クロスセルやアップセルって事を言っていたけど、それも全部受け売りだし、実際にサプリとか売っていたから、そうした方面にピボットをしているならいいのかもね。

なんだかディスるつもりなかったけどディスってしまった

まあ、そんなこんなで、サービスとしての寿命を向かえることはわかっていたけどまあ、仕事は仕事きちんと務めたし、自分の使命としてはサービスを完成させる事と設定していたから、そこからの売り上げを上げる提案をしても予算が付かなければ自縄自縛のサービスにしかならない。

だから、内部にいて問題を是正するという事を考えた。

まず、問題のある開発会社を切る。

レベニューシェア開発でやっていたのでサービスがスケールしたときには、その開発会社は儲かるけど、どこかのタイミングでそのレベニューシェアという開発手法は固定費としてはサービスのスケールと合わなくなる。(固定費でないけど)

それを気付かないのも問題だし、気付いているけどどうにも出来ない。

そんな会社(イタ会社の方ね)だった。

だから、モバイルサイトの方も同じというか、検証もなく要望品質にはほど遠いものができあがってきたので悩む。

まあ、自分もLPとか忘れていたし、一人でやっていると漏れある。。。。。

すみません。

 

話を戻すと、その会社からはがさないといけないと思った。

サービスとして問題を抱えていたし、アクセス負荷とか機能開発とか固定の保守以外にレベニューを支払っているというおかしな構図。

なら固定費にまとめればいいし、定期のミーティングや交流がない開発体制って間違っている。

コンサルとかもそうだけど、顔を合わせて開発とかの面でもきちんと相手の意図をくみ取る努力や、要求に応えることが出来る体制かって事も大事。

そうした交流もなくPMだけと話しているとなにも進まないよね。

だから、大きなサイトダウンがあったタイミングで、その会社を切る方向へ。

開発会社を切るって言ってもサーバー保守や導入とか扱い切れない機器を提供されていたり、おかしいことも多かったしな。

大きなミーティングがあったとき。

相手の役員全員

こちらの役員全員

開発担当などもいて、カオスな会議だったけど、なんだかディスリあいとかしても不毛だし、誤るとか誤らないとかそんな事ではなく、今後をどうするのか?

カットオフするにしても喧嘩するようにしたら負けだし、交流と意思の疎通。

当時は、内部に開発の人員も雇う様になっていたしそうした面で、別の開発会社にピボットするタイミングでもあったわけ。

そうしたミーティング波乱起こってもしかたなかったので、何故か、モバイル担当の私が発言して全体の方向性や何をすりあわせれば良いのかを伝えた。

(いち社員が何故ソンなことせにゃいかんのかわからんけど)

そうして、徐々に切る体制を築く。

モバイルの方は早々に違う会社を見つけて、移行。

見つけたといっても、私の前職からの資産。

いつもありがとうございます。

それから、サービスを続けてはいたけど、まあ、スケールすることはなく終わりが見えていた。

だから、辞めるという算段を取る。

そして、辞めたという話です。

まあ、独立して自分で会社やったり、事業プランとかメディア開発とかしていますが、ここ迄の経緯や経験が大いに役立っている。

細かな部分については語ってない事も多いし、独立してからも失敗が多い。

でもそうした経験は糧になるし、コンテンツを作る時の勘所や信頼出来る人の見分け方もわかった。

そうした経験を生かしてこれからも頑張ろう。

※無料で公開しているBlogではこうした書き方とかしか出来ないよね。

頭に浮かんだことをただ、時系列で羅列しているだけだし。

また、今週書いてきた内容は誰の役にも立たない記事。

だって自分のこの10を振り返っただけだからね。

役に立つことは小出しにしか書けない。だって、密度薄まっちゃうし。



一番上へスクロールするボタンを有効または無効にする