気がついている人は気がついている。ユニバースの仕組み作り

漫画の海賊版問題とか電子書籍のコミックが紙を抜いたという記事を紹介して自分の考えを述べて見ましたが、その中で取り上げた世界観を持って作家の作品を中心にサービスを組み立てていく方法を実施している作品は実は日本でもある。

日本ではと上げたのはマーベルやDCを代表とした、作品群である。

DCは別にしてマーベルはスタン・リーという巨匠を作り上げ祭り立ててその人の生み出した世界を中心にしてマーベルという会社に漫画家が属して、サラリーマン漫画家として同じユニバースを構築している。

それに対して、日本ではドラゴンボールは最近そうしたことをやり出したわけで、元々はガンダムが統一した世界観で作品を次々に生み出している。

漫画ラインと、アニメラインがたくさんあって様々な雑誌で展開をしたり、アニメもオリジナルシリーズが終了した後は、派生した作品群があって、元祖は富野さんの世界観があって、それ以外というものが作られている。

その収益は、バンダイナムコやサンライズという版権元が作品をつくりゲームにしたり、色々な展開をしている。

実際、元祖のリメイクであるオリジンなどは、遅れて連載されたガンダムオリジンをアニメ化するというプロジェクトであり、裏の目的としてはオリジナルキャストのメインどころが存命のうちにもう一度という野望があったのかもしれない。

ただ、ニーズ時代は日本がメインであって、世界で受け入れられているか?と聞かれればそうではないのかもしれない。

それはやはりロボットものという作品はSFと捉えられてしまい、広まっていないという気がする。

そんな中新しい動きがあった。

東亜重工LLP 弐瓶勉氏とポリゴン・ピクチュアズHDが共同設立 オリジナル企画など目指す アニメーションビジネス・ジャーナル

人気マンガ家の弐瓶勉氏とポリゴン・ピクチュアズ・ホールディングス(ポリゴン・ピクチュアズHD)が手を組んで、新たなビジネスを目指すことになった。

この発表は、ポリゴン自体はNetFlixにもがっつり参画しており資本関係もあった気がする。

それに、弐瓶勉さんの作品もポリゴンと組んで初めて世に出たと言う感覚もある。

まあ、ポリゴンはあれでテイストを確立して亞人やGOZILLA 怪獣惑星などもつくりNetFlixと共依存している感覚もあり、弐瓶勉さんの作品展開も引き続きしていくと言う事で、弐瓶勉さんという作家のユニバースをアニメで体言していく役目をポリゴンが担っていくのかもしれない。

オリジナル作品でもあるし、弐瓶勉さんの作品はオリジナリティがあって、さらにその前の作品から共通した世界観を引き継いでキャラクターをリセットして新たな作品としている点などは面白い。

また、SFではあるけどフィギュアとかのガジェットも作りやすいし、漢字文化が日本でも世界でもクールとみられている感覚があるので、そうしたニーズをくみ取った作品を元に世界観を展開していってほしい。

ポリゴンはアニメだけを作っているというよりもCGを元に作品を作っているクリエイティブ会社であり、ゲームの会社が株主にいたりもするので、そうした相手からの受注もある。

CG系のアニメ会社は案外親会社がゲーム系ということもあるので、その培った能力をゲームや映画、アニメなどに役立てている中で下請けの受注だけではなく制作を行うことでIP(著作権、版権)を持ってその権利収益も保持するという狙いもあるのかもしれない。

実際、今回設立した会社である東亜重工有限責任事業組合(TOA Heavy Industries, LLP.)はそうした版権を管理していく事業をメインとするようなので、エヴァの版権で儲けている株式会社カラー的側面を持っているのかもしれない。