後半AT18分超えて・・・日本のサッカー審判の質向上を見据えてJリーグがどう考えるか?
先日のエスパルスVSヴィッセル戦でのアディショナルタイム(以下AT)でどう考えているのかが、Jリーグの協会が公式でやっているYoutubeチャンネルで公開された。
昔は、こうしたJリーグ側からの解説って文章くらいでの公開で、対策についてなどをどう考えているのかがハッキリしなかったけど、きちんと公開される素晴らしい試みだ。
問い合わせも1万以上来ているようで、それだけ混迷を極めた裁定だった。
結論を書いてしまえば、審判が本来4分のATをとれば良かったものを4分50秒もとっているという考えのようだ。
これは
FAトップレフェリーグループシニアマネジャーの上川徹
と
Jリーグ副理事長の原博実
が話しているので、Jリーグの公式な見解だと言ってもいいのだろう。
他に、ウェリントンの裁定が1試合出場停止と言う事だが、これは、後から追加の制裁が科される可能性もあるし、ウェリントンが来年も契約を更新して残れるのか?と言う問題もある。
実際、ヴィッセル神戸としては、補強面でも元バルサにいたアレックス(DF)を獲得するという噂もあるし、そうした補強などが実施されれば、ウェリントンに追加の制裁をすることに意味があるのか?と言う問題もある。
そうした意味では、選手に責めを負わせるよりも、審判の裁定に対しての問題を明確化させる方がいい。
3分40秒+4分50秒もとってしまったので、8分というのは勘違いと言う話しだけど、結局、審判の勘違いで済まなくなってしまった例なんだろうと思う。
実際、2回目の立田の倒されるシーンなども必要なかったわけだし。
経過をテキスト起こししてみよう


上川さんも原さんも両名ともここは遅れたチャージでイエローであったという判断。





ここで、審判は立田に対する2度目のチャージとそれに腹を立てたファン・ソッコのチャージに対してもなにも裁定をくださいない。








こんな感じの経緯で、途中裁定や止められる場所は2度ほどあったし、ヴィッセル神戸側の酷いプレーも清水エスパルス側の酷いプレーもあった。
そして、こんな最後になった兵働は気の毒でもある。
次節も出場して、スッキリした試合をしてほしい。