政府の産業競争力会議って民間追認だからそれでいいのだけど、

元資料は産業競争力会議のHPにのここにある。

「小学校でプログラミング教育必修化」

学校で教えるのは良いけど、コレを教えることが出来る小学校の教諭ってどのくらいいるのだろうか?

教科書があればいいではなく、プログラムについては、実際に動作環境を作り、動かす事ができたり表示する事ができてはじめて学習した事にあなるのだろうけどな。

スクーとかに出ているIT系の講師の人や、デジハリの人が教えるのかな?

それはそれで疑問。

まあ、小学生だからプログラミングの楽しさを知るのは良いのかも。

さて、どの記事を見てこの資料に注目したかって言えばITメディアね。

産業競争力会議の目標はGDP600兆円だっけ?

見出しで、前提となる課目が600兆円に向けた「官民戦略プロジェクト10」ってね。

典型的なダメねプレゼン資料だよね。

詰め込み型で、何を伝えたいメッセージなのか不明ですわ。

600兆円に向けた「官民戦略プロジェクト10」の部分が赤い背景の見出しになっているけど、目標だからまあ、見出しとして書いて中身だしで書くのはいいけど、フォントサイズが同じであること。タイトルとの差分がない。主語がない。

って事を考えると取り合えず羅列してかけておけって感じで最悪な記事。

前段の青い囲み部分だけで1ページを作り

1.600兆円に向けた「官民戦略プロジェクト10」と言う部分は本来ここに掲載すべきものではなく、資料の表題として記載しておけばいいだけのもの。

1-1 新たな有望成長市場の創出

第4次産業革命の実現~IoT・ビッグデータ・AI・ロボット~ 【付加価値創出:30兆円(2020)】

IoTとかビックデータとかAIとかボットって2020年までに実現出来るのか?

そのときに市場価値は30兆円なのか?

と言う点。

日本国内に限って言えば、上記の市場は各市場を多く見積もってもそこまで大きくならない気がする。

サプライチェーンとかを国内に限ると展開が遅くなるしコストの歩留まりが悪くなる。

既存の企業では、既存のビジネスモデルが阻害して進捗はそこまで早く進まないと思います。

本来、新規の市場を構築するならば、別のベンチャーなどで試して、そのベンチャーを買収するか株式保持したまま、ペガサス化して親会社かホールディングスとしてグループ化するような投資モデルの方が、既存ビジネスを圧迫しないで両輪で進める事ができる。

ロボットはどこまでどういった形で市場に導入していくのか?

コンビニなどもロボット化して方がコストを下げることができるので、管理するマネージャーが店舗にいれば良いだけのモデルにしやすいと言うメリットがある。

地方などの脆弱な基盤の箇所では、ロボットより人の方がコストは安いだろうけど、都内などは確実に簡易化したコンビニなどは完全にオートメーション化した店舗などは実現できるだろう。

こういった方法などは、システムを構築する為に都市部でモデル店舗を作ってそこで実地のノウハウを積むとか提供するといったこと、そのデータを解析したりAIにフィードバックスするなど、自動運転などだけではなく、実利に結びつきやすいようなモデルの店舗構築の方がおもしろいし、進むと思う。

この辺りは、売り上げ競争をするのではなく、そうしたテクノロジーを受け入れやすい地域と24時間可動するメリットのある地域を勘案して都内で数店舗をコンビニの別会社店舗形式で実施してみるとおもしろいと思う。

社内ベンチャーでやった方が思い切った対応が出来るだろうしね。

地震に対するサプライチェーンの運用方法の見直しで、コンビニなどの流通網が熊本の地震にいち早く対応したことを考えるとマスコミなどの旧態依然とした固定化されたマーケットしかないビジネスとは大きく違う動きという意味で素晴らしいと思う。

第4次産業って別に官に推進はして欲しくありませんが、官は管理・規制の根源で自分達に利があるように構造を作るのが得意のなので入ってきて欲しくはない。こっちみんなって感じ。

ドローンとかも無駄な規制や無意味な規制をするといった時点でダメだし、ドローンの目的って配送などに活用といっってロボとニクスとAIとの連動も必要だろうし、そうしないと意味ない。

実際に楽天がゴルフ場でドローン配送やるって話題はあったけど、千葉の一部地域の実証実験が結局のこレベルなのでドローン配送って広がるはずないです。だから、産業競争力入れるほどの市場規模があるのか義門。

健康はさておきスマート工場とかは、企業の投資につながるのでいいけど、スマート工場っていわゆる無人化の促進だから雇用は生まないけど良いのかな?

FinTechとか、オープンイノベーションを活用したエコシステム形成ってもはや何をいっているのかわからない。

この部分も既に、新規市場というよりプレイヤーは整っているので、あとは投資や利便性の追求と、コンシューマーに使ってもらうための仕組み作り。

出納の一式をネットないしアプリで管理して一元化するなどいったサービスだし、既存銀行はやらないかやり始めても使われないものしか作れないだろうけど、そうした意味で、企業系の銀行には商機はあるような気がする。

セブンとかイオン、ジャパンネットや、楽天、ソニーといった金融と一体化しているようなサービスではかなり利便性高まるかも。

大手のメガバンクって既に使う価値もないし、そこまで広がるかはここが一番市場規模でかい様な気がする。

自動走行などは、中国も先行しているし、国産のシステム作ってもガラパゴってしまうから、アメリカ巻き込んで国際規格作って中国対、既存の自動車メーカー(Google)という感じになりますね。

健康については、ちょっとがっつり書けば

  • レセプト
  • 健康診断データ

この2つが大事なのはわかるけど、ロボット/センサー活用や介護ってダメな発想だよね。

医療費の抑制をしたければ、別に80歳以上の老人については医療費、控除は辞めて頂きたい。

ガン治療については、薬は高額ですけど、医療費が控除されるので安く使えるけど、実際には一錠数万から手術で数千万がコレが控除されて数千円になる。

これは構造としておかしくて、ある程度の年齢まで行ったら基本は後は末期の水を飲む生活で生きて頂ければいいと想います。

コレは、ひどいモノ言いというより、尊厳の問題で、管につながれたり、薬漬けにならないと長生き出来ない社会というモノがおかしくて、根治が望めるならまだしも、緩和やケアの為に高額な医療費のかかる薬をドンドンだす。

次第に弱っていく事は明らかなのに。

つまり、寿命を延ばすことがいい。

命が大事。

何事にも変えられないと言う風に言います。

が、そうではなく、穏やかな生が大事と言う話。

ホスピスや緩和ケアなどの医療費は増えてもいいと思いますが、80歳でガンと闘って勝つことになんのメリットがあるのだろうか?

高額な医療費をかけてまで。

よく自分の金で何を買ってもいいと言いますが、医療費は控除される以上税金が投入されている。

これから、高齢者が増える社会と言う事を踏まえると、何歳以上になったら医療費は控除されず全額負担にしてもらう方がいいでしょう。

そすれば、無駄なベットの占拠や直るかわからないけど、抗がん剤を投入したり手術をしたりすることで貴重な財源を浪費する事がなくなると思います。

その代わり、どう死ぬのかを考えて、穏やかな死を迎える事ができるようなシステムを構築するなら新規の市場創造になるだろうけど、現行の医療制度にのっとった市場創造は出来ないし、実現は困難を極めると思います。

※つまり2020年までに解決できる話ではないとおもいます。



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