downloadだけしてみたけど、まだ使っていない。

ソフトウェアとしては、Windowsで利用出来るインストール不要なソフトとして公開されている。
HPには動画でどのような動作になるのかも公開されているので、見てみると良い。
どうやら、ドワンゴの方が作っているのか?
ヒロシバ(@hiho_karuta)さん
ニコ動で動画も紹介されていたので、ゆっくりとか他のTTSサービスを使う以外の趣味の領域や作り込みをする時間のある人やCVを「ずんだもん」および「四国めたん」の声とクレジットしておけば使えるし、OSS化しているということで、開発者も募集しているみたいだし、キャラクターも増やすということで、方向性としては、先日紹介したCoeFontとはまた違った方向で面白いプロジェクトだ。
- そこそこ品質が良い
- 無料で使える
- イントネーションの細かい調整ができる
というのがポリシーのようだけど、こうしたツールを使って音声合成を作ることが出来るクリエイターが増えることで、たくさんの利用も増えるでしょうし、ゆっくりが氾濫していたけど、こうしたツールで作られたキャクターのコンテンツも動画共有サイトで増えていく可能性が高い。
テキストのみより、コンテンツの厚みも増えるしね。
先日も書いたけど、自分の興味としては、こうした領域にいかに声優が関わっていくか?ということ。
今の所学術分野とか趣味領域の活用がメインだけど、街なかや、製品に組み込まれて、CVなどをあとから変更する声だけ課金なんてモデルも登場してくるだろうし、魅力的な声というものは求められる領域なので、クラウドソーシングで1000円とかで喋っているくらいなら、こうしたプロジェクトやCoeFontに登録して、自分の音声合成をドンドン使ってもらうことで露出を増やすということで当人にチャンスも巡ってくる可能性がある。
そして、一度収録したらそれを元に自分で喋らんでも音声合成で事足りる領域なら、そちらに仕事は必然と流れていくので、実はプロである声優がいち早くこうしたプロジェクトやCoeFontなどのサービスに参画して、公開していくことで、仕事を取るという方法もある。
ただ単に、勉強していますとかリーディングの舞台やりますでは広がりはないし、決定的に認知されないし、人気商売はいかに素材として自分の声を使ってもらい名刺代わりに拡散してもらえるかが重要で、そうした意味では、「ずんだもん」および「四国めたん」の声を担当している
- 東北イタコCV:木戸衣吹
- ずんだもんCV:伊藤ゆいな
- 四国めたんCV:田中小雪
などは認知領域が広がっていくから、当人たちも積極的にやったことをPRに使ったらよろしい。
案外そうしたことをサボるので、声優も著名にならなかったりするわけで、そうしたロス(機会損失)をするなら素材として声を提供したプロジェクトがどう発展していくかも当人たちは注目するべきだし、インタビューとかして、その体験を聞いてみたい気もする。
【関連情報】
VOICEVOX情報
VOICEVOXソフトウェアのソースコード
音声合成エンジンのソースコード
ITAコーパス マルチモーダルデータベース