いまさらスターウォーズ フォースの覚醒を再度見ての感想
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映画は好きでかなり見ているけど、自分としてはスターウォーズっておもしろいけど、別に特別な作品ではなかったりします。
J・J・エイブラムスが監督してディズニーが配給するようになったけど、自分の感想としてはスターウォーズはスターウォーズなんだなという感じ。
遠い昔、はるか彼方の銀河系で…。
エンドアの戦いから約30年後。最後のジェダイ騎士ルーク・スカイウォーカーが姿を消した。その間に銀河帝国の残党から新たに「ファースト・オーダー」が台頭し、再び銀河に脅威をもたらすと同時に彼の殺害を狙っていた。彼の双子の妹であるレイア・オーガナ将軍は、新銀河共和国の支援の下で独自の軍事組織「レジスタンス」を指揮してファースト・オーダーに立ち向かうと共に、彼の行方を捜索していた。
映画の中身として、昔から思うのはテンポのいい会話と、そのやり取りの末に生まれる回答なんて事が物語を構成する核なんだと思いますが、スターウォーズってそういうのがどうも、テンポわるいな~という感覚を受けるのです。
コレは、別に英語でみても日本語でみても同じで、ストーリーに秘密を持たせようとしつつ伏線を張ったり、伏線の中での分岐などがあって面白さや驚きで爽快感やすごいという感動を受けるわけだけど、スターウォーズって実は○○だったが多いのでなんだか全体的に重い感じを受けるのです。
ストームトルーパーだったフィンが戦闘に恐怖を覚えて脱走をするのはいい。
その際に、共和国の兵士を助けるのもいい。
※この共和国の兵士は初めは死ぬ予定だったけどポー・ダメロン役のオスカー・アイザックは途中で死ぬ役ばりだと文句を言ったから死ななくなったとかの裏話をみたけど。まあ、良いけどそれってどうなの?みたいな感覚もある。
でも、この脱走に至るのが、恐怖を覚えてからの決断が早すぎるような気がする。
その間に、再教育プログラムを受けていたとかいった会話はあるけどそれにしてもいきなりの行動で、見ている方の感情が追っつかない。
レイア姫やハン・ソロがでてくるのもいい。
息子のカイロ・レンがダースベイダーにあこがれているのもいい。
しかし、暗黒面の首領の最高指導者スノークはでっかいな~と思った。暗黒面を極めるとしわしわになってしまうのだろうか?
あと、吹き替え版だとスターキラーを兵器って言っている。
これってどういう意図があってそうしたのだろうか?
またにある吹き替え版の翻訳ミスというか翻訳できない言葉の場合表記をどうするかという事をフィックスしないまま脚本にしちゃったのでは?
なんて事をおもいやっぱり思う、スターウォーズって爽快感がない映画だなという印象をぬぐい去ることができなかった。
多分、スピルバーグが作っても同じになったと思うけど、やっぱりスピルバーグに撮って欲しいなと思います。