サイトの制作依頼とかを受けていると何も考えずにカッコイイサイトにしてくれって要望をもらう事があります。

まあ、別にカッコイイだけならいくらでも動きとか付けたり先進的な効果を入れて上げればそれらしくはなりますが、それって何も目的のないキャンペーンサイトになって一体何の為に作りたいのか皆目見当がつかない事があります。

それ以上に、カッコイイって尺度が人それぞれ過ぎて困る。

基本的にWEBページって、ユーザーがどういったリテラシーで何が出来て、何が出来ないのかを判断して、デザインをして上げる事が大事。

映画やアニメのキャンペーンや告知なら、映画をアニメを見て欲しいって事が目的。

コンテンツは、キャストや登場人物って事になる。

新規製品なら、その製品がどんなものでなにが出来て、どういったメリットがあるのか、競合との違いは?

そんな勝っている要素などを提示する必要がある。

イマイチ、そうした面でもカッコイイってだけでは価値を提供出来ないので、本来は深掘りするようなヒアリングをする必要が生じます。

それでもヒアリングすると何も伝える事を考えておらず、ただ、今ある要素をまずはサイト化してくれれば良いという解答をもらったりするので、では、基本的に素材を組み合わせてサイトにしますってケースも多々あるから困りもの。

1.メッセージを大事に

これ一番大事

何を伝えたいか?というファーストインプレッション。

印象に残らないと何もユーザーには伝わりません。

多くの製品のサイトがそうなのですが、差別化が何もない。本当にその製品を売りたいのか皆目見当がつかない事が多いです。

2.ユーザーのいる場所に届ける

最近はやっているインスタグラム。

かなり、初期の頃にアカウント作って放置していましたが、最近ユーザー爆上げ中みたい。

去年の夏くらいから、一般の人も使うようになってROMる人も増えてきた。

それまでは、タレントや企業が使っていた印象が強かったけどようやく、そうした意味ではアダプターこえてマジョリティ層に届いてきたって感じなのでしょうけど、GENKINGとかがそうした意味では、インスタタレントとして有名になっているし、モデルとかやっている人と親和性ものすごく高い。

また、ファッション性って意味では、アパレルとかはもちろんグッズとかを販売している小売店などやおしゃれ雑貨を販売しているお店などもおしゃれな店舗にグッズを飾っているだけではもったいないので、そうした写真や動画を撮ってインスタにアップするべき。

つまり属性が近いところに対して燃料を投下しないとスケール(大きく)ならない。=影響がない。

サブカルなら、Twitterとか。

海外なら、Facebookとか(特に東南アジア)

東南アジアなんて、FacebookやLineをインターネットを利用したツールという認識なかったりしますからね。

このように、サイトを作るにしてもどこにいる層に対してPRしたいのか?

本当にその機能は必要なのか?

必要なら、とやかく言わずに必要な機能を入れて、それに見合ったサーバーなりを用意するべきです。

パララックスの効果とかモーションの多用するようなスライダーとかもカッコイイサイトを作るには欠かせないですが、そうしたかっこよさを表現する為には、それが適切なモノなのか?

ユーザーに伝えたいメッセージになっているのかを考える必要があります。

単に動きとか効果を足してあげるのではなく、どんなメッセージを伝えたいのか?

そうした事を踏まえた依頼を頂けると幸い。

まあ、このスライダー一時はバージョンアップもまばらで、悪意のあるスクリプトがあったのか、バックドアに該当するようなコードがあったのかわかりませんがウイルスの媒介になった事も有りましたが、最近はバージョンアップも進みかなり快適な使用感と便利なCMSもついてきますのでバージョンアップをきちんとしつつ、使用して頂ければと思います。

テーマと同梱のモノも多いし、実は世界で見るとかなりの割合で使用されているスライダーでもあります。



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