これは少しビックらこいた。
情報鎖国。
Posted by 望月 洋志 on 2016年2月23日
しかし、冷静に考えればデフォルトの対応。
安定の中華クオリティなわけでたいしたことないかな。
中国で海外のメディアを見ている人は安定してVPN使っているわけだし。
さて、中国へソシャゲとか配信している会社も現地でタイアップして売り上げだけ頂戴ねモデルはまだしも、日本からコントロール使用とした会社は軒並みやられている。
まあ、現地化しようとした会社もやられているけど
昔、着歌配信をしたときに1000万DLされたけど、1課金0.7円くらいで700万かなとおもったら手数料取られまくって送金されてきた金額が35万だった時にはなにかの間違いかなと。
つまり、中華の着金は売り上げから見て10分の1になることも覚悟しないとね~というお話。(契約によるけどね)
どちらかと言うと、中華からのアクセスを当てにしていた日本のメディアがやばいって話。
コレを回避するためには、中華のメディアと提携するとか配信契約は少なくとも結んだ方が良いよね。
この記事をニュースピックの人のコメントを眺めているとプロピッカーでもアホな事を言っている人がいる。
中村 伊知哉慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科 教授
Appleの談については別に特筆する意見でもないですが、ゲームは別にして(MMOなどの配信系は中国のクラウドサーバーにクライアント置けば問題ないし、すでにそうしたいてるサービスの方が多い気もするし、なんと言っても開発ベンダーが中華だったりするしね。)
音楽は既に違法でやられているので問題にする時点でおかしいし、公式配信をこちら方独自でやろうって考えないよね。
それは映画やアニメも同じ
そもそも、年間で公式配信出来る数も限られている中で映画などは劇場にかけることはほぼ不可能なのでネット配信という事になるけど、ネット配信を独自にやるメリットなんて皆無。
配信プラットフォームが既にあるのだから、そこに相乗りして配信フィーをもらうか配信する為の権利のみを販売するかのどちらか。
日本の製作委員会って、やられる要素として配信のレベニューって感じにする可能性が高いけど、中華や海外配信をする場合は、権利を期間限って売る方がよい。
レベニューだと、都度配信で課金されている場合は収益性あるけど無料配信も多いので販売をメインにすべき。
まあ、公式・非公式関係なく人気のコンテンツになれば中華でイベントやっても儲かる可能性はあるけど、それをあっさりブロックされる場合もあるので中華圏のイベントはブローカーに依頼するより現地の対応にコミットがある会社と組んだ方がマシである。
それでもリスクは尽きないですが。
そして情報鎖国というキーワードをアニメ化した作品
ベクシル-2077 日本鎖国
中国内部で今どうしてここまでの措置を取らないといけなくなったのか状況が不明だが、規制を強化しないと体制が揺らぐという危機感を感じる。
一方、このところのAppleと米政府とのせめぎあいに見られるように、国際的プラットフォームに対して政府がいかに対応できるかの問題を巡り、中国のようにネット鎖国を敷く方法が日本政府の会議でも真剣に議論され始めている。
まだ政府とネットの関係はモデルが定まったわけではない。中国のモデルがどのように機能するのか、注目しておきたい。