さて、昨日は商材を販売している人のマインドというかマーケティングの流れをざっと書いて変遷をコメントしておきましたが、昨今一番許せないのはクラウドソーシングを使った違法動画の制作を助長している権について。
まとめサイトなどもそうだけど、権利侵害とか甚だしい案件が大量に作成するスキームとして特にクラウドワークスが使用されています。
一例を何点かあげると
[blogcard url=https://crowdworks.jp/public/jobs/569316]
【仕事内容】
テキストは当方が指定するHPから集めて頂き
それをもとに動画を作成する簡単な作業です。
この時点でかなりグレーというか黒い気がします。
大抵こういうのって同じ案件を複数投稿しているからわかりやすい。
報酬記載が固定報酬で10,000円 〜50,000円となっているのに募集の詳細で1本辺り100円とかって。
記事を書いてくれるライター募集も同じだけど、動画1本作成・編集して100円で誰がやるのか?
幸いにして応募はないみたいだけど。
かなりというか100%振り切って違法な動画制作は以下。
[blogcard url=https://crowdworks.jp/public/jobs/568833]
この人の案件は過去の募集でもマユをひそめるものが
Youtube動画の平均5分(最長15分)程度のテキストスクロールを見ながら、
文字に合わせて、かつ感情を込めて読んでもらって録音して頂く、
簡単なお仕事です。報酬は、100動画分で6000円です。
納期は、契約後2週間以内です。
ですって。これに20人が応募している時点でどうかしている。
100本のナレーションを読んで6000円って1本あたり60円。
さらに1本の文章量がどのくらいなのか。。。これならフリーの音声合成ソフトで自分でやれって話。
声優という職業をあまりにバカにした案件。(怒)
つ~か、こういった案件に応募する人って、プロではないから声優ではありません。
声優=プロだから、ネットだけで声優してますと言う人は声優ではなく声優らしき仕事を経験している人というだけなので、声優として名乗ってはいけません。
くくりとしては読モと同じですわな。自分達もボイスコラボレ-ターとかそんなカテゴライズにしているみたいだし。
んで、上がっている案件。
Youtube用というものは99%違法性が強いです。
本来、企業が協賛しない商材を勝手に広告する事はNG何ですけどね。意匠権と言った問題があるし。
だから、ネット配信でもテレビでも協賛のない商品は疑似ブランドの商品が画面に映ります。
つまり、テレビなどのメディアでは、きちんと映っている商品は特定商品とわかるものは、ほぼ、協賛ついているしね。
なんでこうした案件というか、違法動画がなくならないかと言えば、そうした動画を制作する事を奨励したマニュアル=情報商材が販売されているから。
内容は買わないとわからないけど、以前、そうした職場にいたときに目にした商材の中身は100%そうした違法を助長する内容でした。
だから、記載事項にマニュアルもありますと言う内容で、Youtubeのチャンネルに動画を追加してくれって案件は多かれ少なかれ情報商材を買ってしまい、それで儲かると勘違いしている人ですね。
また、過去は、こうしたまとめ動画とか、まとめサイトからの引用動画ってほぼこうした商材を作った人が実施した内容であって、今は、違法性や悪質性が高いとすぐ通報されて消されるので収益が上がる程の広告費も稼げないうちに報酬も凍結されて動画も消されます。
また、消されなくても報酬自体はコンテンツホルダーのところに行ってしまうので、依頼して作っても骨折り損としかならず儲けもないという状態でしょう。
こうした依頼で作成された動画は100%冒頭に○○の秘密を教えますなどの画像などが差し込まれているのでバカだなーとは思いますけど。
フリーの音源つかっているだけマシだけど。
こういった用にテンプレート化されているし、チャンネルのフォロー数が少ないのが特徴で、番組内で儲かるといったキーワード連発。
顔出して言ってない人の言うことは100%信頼できんがな。言っていることは曖昧だしアフィリエイトが儲かるという風に言っている時点で眉唾だと思いましょう。
Youtubeで「儲かる動画」とかで検索すれば、情報商材買った人の動画か販売者の動画ホイホイになるのでおもろい。
まあ、せどりのノウハウとか転売のノウハウとかも情報商材で販売されているものだからな。
そのうち、Instagramで儲ける方法とかも出てくるんだろうな。
実際に有名な人のところへ広告書き込みしてタレントにガン切れされていると言った業者=アフィリエイトか販売者ね。いるからな。

これもそう
大抵最後に、この動画のフルバージョンを見るにはプレゼントを受け取ってくれ。
これが昨日書いている内容の最後の方にあったプロダクトローンチと言うやつね。
メールアドレスを登録させるとと報酬がもらえるアフィリエイトでもある。
スマホゲームとかでも同じ方法で、メールアドレス取っているけど、スパムは来ないしね。
そう、悪質なのは、こうした方法で取得されたメールアドレスはリストと称して売買されています。
コレも個人情報を含むので違法なんだけどね。
小さな犯罪過ぎて捕まえないよね。自浄作用もあるみたいだし。
あと、案件の内容にほぼ記載がある項目で
●注意事項、禁止事項
・当該業務に関するすべてのデータを第三者に漏洩することを禁止します。
・納期を守れない方、適当に作業する方は募集対象外です
・動画の流用、及び転用を禁止します。
・著作権の侵害に当たらない動画作成をお願い致します。
そもそも、自分の提示しているものは権利違反ではないのか?2ちゃんなどの記事からの転載もすべて権利違反になります。
だから、まとめは権利をクリアするためのAPIからコンテンツを取得したまとめのみ許可しているわけ。
他もRSSのフィードなどで取得したモノは違反だし、OKなのはAPIから取得できるものだけである。
だから、こんな事を書く根拠というか問題意識が低すぎて困る。
権利についてはYoutubeが判断しているのではなくYoutubeのボット+権利者の申請だからね。
・動画の著作権は、当方に譲渡するものとします。
あと、権利譲渡は動画の特性上あり得ないよね。クレジットを動画内に埋め込めばそれをアップしている人が別ならアップした人の権利違反になるし、動画の元プロジェクトファイルは制作者の手元にあるのだから、素材など一式を提供している場合以外はこの要求は無理がある。
そして、単価は、コレを要求するなら1本辺り100万なんて当たり前。
まあ、この辺りは作り手の判断でもあるけど、動画作るのってただテキスト書くのとはわけが違いテンプレート作って動き確認して、動画あてて見ての繰り返し。
クオリティ低いものを増産してもゴミ動画にナルだけだしね。
[blogcard url=https://crowdworks.jp/public/jobs/563561]
これを10,000円 〜 50,000円で発注する気が知れないしな~。
コレを参照して
こうして欲しいとのこと。
でもこのこうして欲しいという動画自体権利大丈夫なの?ファンサブってより商用で使っているので映画の画像を勝手に拝借していればTTP以後はおそろしい事が待ち受けている可能性もある。
まとめ
とかく、クラウドワークスは初期の頃はわかるのですが、受注者のクオリティも低いのかも知れませんが、発注者のクオリティが檄低いように感じられる。
案件の発注内容を見ても目的や、狙い、どんなビジョンで何をどうしたいといった事が明確でない案件ばかりで、これでこの金額で発注するのかってリテラシイが低い人ばかり。
サービスとしてわるくはないのだから、違法な発注を明らかにしているような、ものは受けないか内容的に明らかにタスクなものに関しては固定報酬での発注掲載は辞めるべき。
別に、情報商材かって、それに書いてあることやセミナー受けて言われたことを実践してみるのもいいけど、基本人から聞いた内容に関しては既に情報としては古いしやり尽くされて儲からなくなったから公開する前に売っているだけなので、そうした事を鑑みてリスクを取って欲しい。
まあ、クラウドワークス自体は上場しているわけなのでこの辺りのコンプラをしっかりして欲しいモノです。