アニメ産業レポート の読み解き朝日は社会面とか政治面は酷いけどカルチャー面は面白い

数土さんのツイートから見たのだけど、日本動画協会「アニメ産業レポート」の読み解きをしてくれている。

アニメ系のライターなのかジャーナリストって言ってみたり記事を書いている人は色々な名乗りをするのでよくわからない。

ご本人さんのツイッターを見るとプロフには記者になっているのね。

朝日は社会面とか政治面は酷いけど、朝日新聞デジタルに「小原篤のアニマゲ丼」連載中より引用

11月8日に開催された アニメ産業レポート2017」刊行記念セミナーで、レポートにはない興味深いグラフが示されました。アニメの産業市場での「海外」と「国内(つまり海外を除いた分)」を比較したグラフでそれを数字だけ紹介されていた。

ってことで数字を起こしてくれているので、それを改めてグラフ化してみた。テレビの様に恣意性のあるグラフじゃなくスプレットシートできちんと出したよ。

アニメ市場、頭打ちか踊り場か(小原篤のアニマゲ丼)

縦軸は億円ね。横軸は2013年~2016年。

こちらは、アニメ産業全体の傾向で赤が国内、青が海外2013年から2016年までの数字なんですが海外に売り出してから伸びが凄くて、これは中国が買い付けを強化している時期に比例している。

まあ、2,823億円から7,676億円と4,800億くらい伸びている訳でその間、日本の市場はずっと1兆2,000億くらいを推移している。

ニュースでは初めて市場規模が2兆を超えたというのは、この2つを合算した数字と言うことなんですね。

国内の、劇場とテレビを合わせたアニメの作られている分数だって大して伸びていない訳で、これは過去作品含めてかなり海外に配信権利を売ってしまっているので、既に在庫あるのか?という気もしている。

配信権利と言っても、期間を区切って何年間使って良いよ権なのかが不明だから、この辺りの心配は余計にそうだと思う。

国内業界市場はどういった経緯になっている?

1,677億→1,842億と推移しているので10%伸びているけど、これは5年で10%だから年間で2%。

GDPの伸び率より良いけど、産業ののびとしては鈍化している。

ビデオ(ビデオグラム制作・分配収入)と遊興(パチンコ・パチスロ映像制作・分配収入)は落ちているし、ライブ(ライブエンターテインメント分配収入)とその他は伸びている。

ただ、このその他というのはどういったものかと言えば2.5次元系の舞台とそのライブなどの売り上げとグッズ販売が伸びているって感じなのかもしれない。

詳細は アニメ産業レポート2017 を購入してみないとわからない。

朝日の記事では、踊り場であり市場の伸びとして国内向けにやるにはここらが限界という感じを受けている。

確かにそうだけど、ライブなどが伸びていると言うことから、池袋に劇場が出来ると言った事や秩父の奥にもそうしたライブ用の劇場が出来るという話もある。

特に池袋に2020年春には8つの劇場がオープンするわけで、豊島公会堂と豊島区旧省舎の跡地に新たに建設されるのは、オフィス棟、新ホール棟、豊島区新区民センターの3つ。それぞれ2~3のイベントスペースを備え、計「8つの劇場」が出来るわけだ。

これは大小合わせてだし、元々小さな劇場も多かった池袋が完全に文化面に舵を切った。

こうした対応って、昔に出た東京都内で唯一没落を予測された池袋の意地なのかもしれない。

劇場って今は慢性的に不足していてライブが出来ないと言うことで大変らしいし、そういった意味で、集客も出来て街に金を落としてくれる環境をいち早く作ることによって、秩父の方はニコニコも調子が悪いことを受けてどうなるかわからない。

それをひっくるめて、面白い動きが池袋に起こっている。

腐女子の街と言われて久しかったけど、そうした動きって変わってくるかもしれない。

秋葉原とはまた違ったサブカルチャーの発展が見えるかもしれない池袋にも注目だ。

中国の爆買いは既に終わっているので、自前のコンテンツ企画を練って、それを海外にパッケージ化して売ると言った方策で、ドラマなどにはない売りやすさもあることから積極的に販売に動いてほしいとも思ってしまう。



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